【祝】令和7年度「日本教育公務員弘済会 鳥取支部 教育実践研究論文」にて最優秀賞を受賞!〜情報科・飯田による「生成AIをモデル化支援チューターとして活用したシミュレーション学習の実践とその効果」〜
『令和7年度 教育実践研究論文募集(主催:公益財団法人日本教育公務員弘済会 鳥取支部)』において、情報科・数学科 飯田健太郎の教育実践研究論文が最優秀賞を受賞しました!
<受賞概要・論文テーマ・学年・教科・概要>
日本教育公務員弘済会 鳥取支部 教育実践研究論文 最優秀賞
「生成AIをモデル化支援チューターとして活用したシミュレーション学習の実践とその効果」
高校1年生・情報Ⅰ「コンピュータとプログラミング」におけるシミュレーションの単元
本研究は、高等学校・情報科のシミュレーションの学習において、生成AI(Gemini)を「答えを与える存在」としてではなく生徒の思考を深める「チューター(個別支援者)」として活用した実践研究です。
実践の内容: 生徒は「感染症の広がり」や「ガチャの確率」など、個別の関心に基づいてテーマを設定し、条件・規則を検討しながらシミュレーションを設計・実行・改善する学習を行いました。生成AIを活用して、現実の事象をどのように数値や規則(モデル)に落とし込むかを対話しながら検討しました。 AIには直接的な結論を出させず、問い返しによって生徒自身の試行錯誤を促すよう独自の設計(Gem)を行いました。
研究の成果: シミュレーションの実行結果を受け、生徒が自ら条件を変更して再実行する「モデルの改善」活動が数多く見られました。 アンケートでは、数値やデータに基づいて論理的に考えることの有用性を実感したという声が多く、仮説を立て、条件を変えて検証するという探究学習のプロセスと結びついた学びが見られました。
今後の課題と展望: 自己評価と教員評価の比較から、記述の「具体性」や「再現性」において認識の乖離があることも明らかとなりました。 今後は評価基準(ルーブリック)をより具体化し、生成AIを「思考のパートナー」として使いこなしながら、自分の言葉で論理的に説明できる力の育成を目指します。
本校では引き続き、ICTツールや生成AIを効果的に活用し、生徒が主体的に課題を解決する力を養う教育を推進してまいります。
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