【青翔開智アンバサダー発足】全校の3割が立候補!新チーム「せいかいすたじお」誕生の軌跡と名称に込められた想い

2026年度、生徒自身の手で学校の魅力を発信する広報チーム「青翔開智アンバサダー」が発足します。 アンバサダーとは、組織から任命されて公式な「大使」や「顔」となり、その価値や魅力を多くの人に伝え広める存在です。

当初、教員側では10名程度のチームを想定していましたが、第一期候補生を募ったところ、なんと約80名もの生徒が立候補してくれました。現在の中1〜高2の生徒数が約250名ですので、全校生徒の30%以上が「学校の魅力を伝えたい!」と名乗りをあげてくれたことになります。

この「青翔開智が大好き!」という熱い想いこそが、アンバサダーに欠かせない最大の資質です。メンバーの中には、新年度の生徒会長や広報委員長、学級委員長、そして学園祭「青開世界(せいかいわーるど)」の実行委員長など、日常的に学校生活を牽引している生徒たちも多数参加しています。

3月、活動の第一歩として行ったのが、チーム名称の決定です。
「安易な多数決で決めない」ことを原則とし、教員は介入せず、異学年混合の生徒たちだけで「全員の納得感を引き上げた解」を導くことに挑戦しました。
第1回ミーティングでは、1人1案を持ち寄り約80案から9案へ絞り込みました。
続く第2回ではさらに9案から3案へと絞り込みを行いましたが、全員の想いが強いがゆえに議論が紛糾。
意見の衝突から焦りが生まれ、相手の意見を傾聴しきれない場面や、自分の意見を通そうとする姿勢、上級生や同学年からの無意識の同調圧力など、多様な意見を一つにまとめる難しさに直面しました。
しかし、ここからが青翔開智の生徒たちの真骨頂です。
暫定で進行と書記を担っていた生徒たちは、この状況を打破すべく、第3回に向けて「建設的な対話」のための準備を行いました。

迎えた第3回ミーティング。冒頭で全員で「話し合いのルール」を確認しました。
・異学年・少人数グループによる意見の発散と収束
・上級生から下級生への「意見の引き出し」の配慮、下級生の勇気を持った発言
・批判や粗探しの禁止と、「良いところ探し(ポジティブ分析)」の徹底
・理由と根拠をもった発言
・現代文の授業でも学んだ「鳥の目(俯瞰)・虫の目(細部)・魚の目(流れ)」の意識
これらの視点をもって対話に臨み、時間ギリギリまでかかりましたが全員でひとつの名称に決定しました。

こうして決まった青翔開智のアンバサダーチームの名称は「せいかいすたじお」です。
(※漢字カナローマ字等の表記は今後決定/略称は「あおスタ」)

すたじお(studio)の語源はラテン語のstudiumに由来し、「勤勉になること」や熱意・努力・研究・強い関心・没頭して創作するというような意味があるそうです。
student(生徒)・study(勉強する)などの言葉もここから生まれており、かつては学問や知識・智恵に対する情熱をあらわす言葉でした。
現代において”study”は、単なる読み書きだけではなく、対象や現象を観察し、データや情報を集め、仮説と問いを立てて追求するという研究プロジェクト的な営みをも指しています。これはまさに、本校が目指す「探究」そのものです。

せいかいすたじお(studio)はチーム名通りに「青翔開智への情熱を持った者たちが集い、熱中して魅力を創り出し、発信する場所」になるように、新年度から本格的に活動を開始します。

「自分たちの名前」を決めることで初めて存在が立ち上がったアンバサダー第一期生たち。
最初の対話を経てひとまわり成長した「せいかいすたじお」のこれからの活躍に、どうぞご期待ください!