図書委員会は約1年間、季節イベントの企画・運営や、日々返却される本の整理などの活動を行ってきました。今年度は電子資料の活用も促進しようと、電子書籍の選書やクラスへの紹介なども初めて行いました。
春休みに入りましたが、3/20（土）に有志メンバーで書架清掃を約2年ぶりに行いました。「図書館の中に学校がある」を建築コンセプトとしているため、校舎内にはたくさんの書架（本棚）があります。すべての本を抜き、ほこりを落として棚を磨き、本を整頓し直して使いやすい状態に整えました。また、22日（月）23日（火）には手分けして蔵書点検を行い、紛失している本がないかをチェックしました。何年も図書委員会を継続している生徒は、本のブックコートかけなどの作業も器用に手伝ってくれています。
学校全体の書架清掃や蔵書の点検はなかなかの重労働ですが、今年は20名近くの生徒がボランティアとして参加。現役図書委員以外にも、次期生徒会執行部のメンバーや、歴代の図書委員や環境美化委員など卒業したばかりの高校3年生もかけつけてくれ、無事に終えることができました。昨年度は全国一斉臨時休校のために教職員のみで行いましたが、今年度は生徒といっしょに図書環境の整備を行うことができ、とても感慨深く嬉しい活動となりました。

次年度の生徒会も少しずつ動き始めていますが、実情に即して、図書委員会は一部の任務をICT委員会と統合することになりました。次年度も、紙の資料・電子資料どちらにも親しみ活用できる環境を目指して、活動していきたいと思います。