最高の授業が生まれる場

全国の教育関係者のみなさん、年度末で慌ただしくされているのではないでしょうか。
山のように雪が降ってオンライン授業+分散登校が続いた長い冬も終わり、青翔開智の桜のつぼみもやっとほころんできました。
新年度に向けて、教職員はさまざまな会議や研修を行っています。
青翔開智には「会議室」がありません。
ときに校長室で、ときにクラスルームで、ときに職員室の自席に座ったまま、ときに大きな部屋で全員で円になって……いろいろな場所・スタイル・規模でミーティングを行っています。
模試や進路実績の振り返り、新学年や校務分掌に関する会議などはもちろんですが、
今週は特に、来年度の「最高の授業」をつくるための全教職員ミーティングを多数行いました。
各教科の取り組み内容を全員で共有する「6年間のロードマップ共有会」。
図書館リソースを活用して全教科で探究スキルの育成に取り組む「探究スキルラーニング」の研修。
レジリエンス教育を中心に、教科を貫く中学校の「道徳」の研修。
その他、高校の学習指導要領改訂に伴い新たにスタートする科目の研修など、さまざまな授業をもっと最高にするためのディスカッションを重ねています。

授業の一部を模擬実践してフィードバックを受けたり、授業の目的や到達地点へのマイルストーンを再確認したり。全員で円になっている写真は、高校生になりきって哲学対話を実践している模擬授業の1コマです。超少人数の教員集団ということもあり、お互いの授業にかける熱い気持ち、生徒を思う気持ちがダイレクトに伝わってきます。年齢や勤続年数などにかかわらず誰もが発言でき、健全な衝突があり、誰の考えも尊重される環境が青翔開智の強みなのではないかと思います。

最高の授業を目指して、そして建学の精神「探究」「共成」「飛躍」の実現に向けて新年度も頑張ります!



▼青翔開智の各教科紹介はこちら
https://seishokaichi.jp/curriculum/subjects/