【中1探究】図書館フィールドワークと未来新聞

中学校1年生の「探究基礎(総合的な学習の時間)」では毎年「鳥取に魅力的な●●を創ろう」を学年テーマとして、「創造する力」や「協働する力」の育成に重点をおいた授業を実施しています。
過去、テーマパーク・美術館・カフェ・公園などさまざまなお題がありましたが、今年度のお題は青翔開智の原点回帰ともいえる「図書館」。
生徒は1学期、既存の図書館について情報収集を行うため鳥取市内4ヶ所のライブラリーを視察するフィールドワーク調査を行いました。
4人1チームのメンバーは、規模も目的もサービス内容も異なる4ヶ所の図書館に分かれ、職員の方へのインタビューや館内見学を行いました。
翌週以降はチームメンバーが調査してきた内容を持ち寄って共有し、「図書館とはどんな場所なのか?」を整理。
その上で「魅力的な図書館とはどんな要素を持つか?」と自分達が創造する図書館についてアイデアを出し合いました。一言で「魅力的」と言っても、誰にとって?どんなときに?と考えていくことで魅力の内容が変化していきます。

夏休みは、「そのアイデアが実現したら?」という仮定のもと、架空の魅力的な図書館を訪問したつもりで新聞を制作します。
ワクワクが広がる楽しい新聞が出揃いました。
未来を想像した新聞を執筆する過程で、アイデアが実現した際の新たな課題を発見した生徒もいたようです。
2学期は未来新聞の発表から始まり、3学期の最終発表に向けて引き続きアイデアを具現化するための情報収集やプロトタイプ制作をすすめていきます。

改めて今回フィールドワーク調査に快くご協力いただいた4館の関係者の皆様へ感謝申し上げます。

●鳥取県立図書館
https://www.library.pref.tottori.jp/

●鳥取市立図書館(中央図書館)
https://www.lib.city.tottori.tottori.jp/

●鳥取市男女共同参画センター “輝なんせ” (附属ライブラリー)
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1326245716728/

●鳥取県立人権ひろば21 “ふらっと” (附属ライブラリー)
https://jinkentottori.wixsite.com/jinken