【2学期授業紹介】中2道徳・認知行動療法
もうすぐ冬休み。今日から、2学期に実施した授業を紹介していきます!
12月上旬、中2道徳にて認知行動療法の授業を行いました。
ウインターブルーという言葉から始まり、なぜ冬は不安やストレスを感じることが多いのか、年間行事や日照時間の観点など自身の経験や他者の意見から考えました。
そしてその不安やストレスとうまく付き合っていくために、認知行動療法について学ぶことで、自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求することを目的としました。
授業前半では不安やうつについて知り、後半では認知行動療法を実践しました。
後半の認知行動療法の実践では、自身の認知の歪みについて考え、認知の歪みのモンスター(ユガモン)として表出させる「外在化」と、自身のできたことや最近良かったことなどの「ポジティブを書き出す」実践を行いました。
ただし認知の歪みは本質的には一人ひとりが持った個性であり強みなので、少ないから良くて多いから悪いというわけではなく、うまく付き合っていくことで心強い味方になるということを伝えました。
生徒の感想からは「自分自身の悪いと思っていた部分が見方を変えたら自分の個性、良いところに変わるんだなと思った。」「自分のことについて改めて考えることができた。 認知行動療法めっちゃいいなーと思った。」「気分が落ち込んでいる時はユガモンがいるのかなーとか考えてみようと思う。」などがあがりました。
(担当:力久)
本授業は以下のサイトを参考に実践を行いました。
◯ライフハックアニメーション「【認知の歪み10パターン】原因と改善策の解説」
https://lifehack-animation.com/cognitive-distortion/
◯U2Plus「認知行動療法はやわかりガイド」
https://u2plus.jp/usage/all.html