冬休みの自己調整学習

三者懇談もクリスマスも終わり、冬休みに突入して早くも数日が過ぎました。生徒たちはどんな生活を送っているのでしょうか。
青翔開智では進路支援部が中心となって「自己調整学習」を推進しています。
(※自己調整学習:self-regulated learning 学習過程のすべてに学習者自身が能動的にかかわり、自己の認知活動や行動をコントロールしながら、効果的に学習目標を達成していこうとする学習スタイルのこと) 
学校から課される課題や宿題は通常時も長期休業中も決して多くはありません。生徒たちは自分で自分の課題や目標を定め、自律的に行動し、学習のセルフコントロールと振り返り・メタ認知を繰り返しながら自己を向上させていきます。教員は課題を提示するのではなく、生徒自身が課題を自分で発見することや目標を設定し続けることのサポートを行います。
苦手な分野や教科の克服、英検や数検などへのチャレンジ、ピアノ・ダンス・ドラム・絵画など大好きなこと、クラブ活動、食事・睡眠やデバイスの使い方など生活に関すること、一人ひとり目標や課題は異なります。
中学生は、進路支援部お手製の冊子が冬休みのタイムマネジメントとリフレクションのためのツールになっています。
とあるクラスの冊子は、生徒自身がそれぞれ漢字1文字を自分で決め、担任の先生がその漢字を表紙に書いてくれているようです。「純」「響」「努」「鍛」「考」「美」・・・この1文字に子どもたちの「なりたい自分」が詰まっています!