探究スキルラーニング
授業紹介
望遠鏡を作ろう
- 科目
- 理科
- 単元
- 光による現象
- 使用教科書・教材
- 啓林館 未来に広がるサイエンス 1
- 時間数
- 4
中学2年生の理科の授業内で、天体観測等で利用されているケプラー望遠鏡を作成しました。生徒はこれまでに凸レンズを通り抜ける光の進み方や凸レンズにより生じる実像・虚像について学習してきました。これらのことが実際に活用されている1つの例として、2枚の凸レンズで作られているケプラー望遠鏡を紹介し、どのような仕組みでものが拡大して見えているのかを作図と言葉で説明することができるようになることを目標に望遠鏡作成に取り組みました。作成した望遠鏡を覗くと、左右と上下の向きが逆で拡大された像を見ることができました。実像の作図と虚像の作図を組み合わせて、望遠鏡を覗いた時に見える像の作図を完成させました。なかなか難易度の高い作図ですが、基本となる上下・左右が逆の像ができる実像の作図と、物体と同じ向きで大きさが大きくなる虚像の作図のもとに試行錯誤している生徒の姿が見られました。(担当:岸田/2023年度実施)