対話型鑑賞 in English
- 科目
- 英語コミュニケーションⅠ/論理表現I/共成と飛躍
- 単元
- UNIT 8 HOME/CLIL D
- 使用教科書・教材
- Cambridge Experience I
- 時間数
- 10
青翔開智の探究で学ぶのはデザイン思考。外に目を向け、課題を見出し解決法を模索する手法です。今回はもう一つの思考法、アート思考を体感します。アート思考では、見るのは自分の内側です。「絵からどんな印象を受けたのか」「それはなぜなのか」を問いかけていきます。”共成と飛躍”(本校の学校設定科目)で練習を重ねてきた”自分との対話”や”他者との対話”も思い出しながら自己理解を深めます。この授業は英語と共成と飛躍を連携させ、なおかつ3月実施のアート研修の事前学習も兼ねた探究スキルラーニングとなります。
さらに今回は鳥取県立博物館とコラボし、本物のアート作品(版画)を提供していただきました。博物館の方にファシリテーションをしていただきながら、初めて”対話によるアート鑑賞”を体感しました。その後、生徒たちは大塚国際美術館にも展示されている美術作品をGoogle Arts & Cultureというアプリを通じて対話型鑑賞し、自分が何を感じたのか英語でプレゼンしました。発表前にはELSA Speakというアプリを使って発音練習もしました。
このELSA SpeakはAI搭載の英語学習アプリで、自分の発音を録音すると単語や抑揚についてのアドバイスを得ることができ、どれだけネイティブ発音に近いのかがパーセンテージで示されます。高いスコアを目指して繰り返し練習を重ね、2月9日に最終発表を行いました。
生徒たちから「作品をこんなによく見たのは初めてで面白かったです。また、人と意見を共有すると待ったく違う目線で見ることができました。解釈が180°変わってみんなと擦り合わせて、しっくり来る解釈を見つけた時には班のみんなで興奮して叫びました。」「ひとつの絵画を観察して、自分の考えを持つというのがあまりやった事なかったので、楽しく取り組めたと思います。ほかの人が自分とは違う考え方をもっていて、より考えを深められたと思います。」といった感想があがりました。(担当:平尾/2023年度実施)
▶︎鳥取県立博物館さんによる対話型アート鑑賞授業の様子はこちら(ショート動画)
▶︎ELSA Speakを使っている様子はこちら(ショート動画)