探究スキルラーニング
授業紹介
お菓子の推測(母平均の推定)
- 科目
- 数学B
- 単元
- 確率分布と統計的な推測
- 使用教科書・教材
- 統計的な推測ノート(数研出版)
- 時間数
- 3
数学Bの授業では,統計的な推測の母平均の推定の単元で,お菓子の種類を推測するという授業を実施しました。 母平均の推定とは,得られた標本の平均(標本平均)に幅を持たせ,それをもとに母平均を推定する手法です。この授業では2種類のお菓子の質量が異なることを利用して,形の違いがないお菓子をどちらのお菓子なのかを推定する授業となっています。 まずとても形が似ているAとBのお菓子のいずれかであるお菓子Xを用意します。そのお菓子Xの質量を100個測り,標本平均を求めました。そして標本平均をもとに母平均の推定を行い,その推定された区間の幅にAとBどちらのお菓子の質量が含まれているのかを見て,どちらのお菓子なのかを判断しました。 生徒からは「発想が面白くて楽しめた。」「言葉だけじゃなくて数字があると、根拠がしっかりしているなと感じた。」などの感想がありました。(担当:堤/2023年度実施)