鳥取県出身。千葉大学教育学部卒業。

37年間にわたって東京の私立中高一貫校で教壇に立ち、男子校で32年間、女子校で5年間のキャリアを積み重ねたのち、青翔開智に新たな一歩を踏み出した岡田。長年の経験と、常にアップデートされる教育観をあわせもつ、国語のプロフェッショナルである。

授業では「ものの見方・感じ方が少しでも変わること」を大切にしている。国語という教科については「説明文は自分に関係なさそう」「小説の感想なんて人それぞれで意味があるのか？」と感じる生徒に対しても、「読み方を身につければ、気づかなかったことに気づき、世界が広がる」と語り、言葉を通じた新たな景色を見せてくれる。

探究については、「消費者から生産者になること」だと捉えている。問題に対する“解”を受け取るばかりではなく、それを“自分ごと”として捉え直し、自ら考え、納得解を生み出す力の育成に重きを置いている。「言われた通りにやる仕事」はAIが担う時代、だからこそ「自分で考えて動く」力こそが人間の価値になると信じている。

趣味はテニス、観劇、読書、旅行と幅広い。今後は、特にまだ行ったことのない国や場所に出かけることを楽しみにしている。座右の銘は「失敗と書いて成長と読む」