【読書週間】メディア委員の企画第2弾・Life with reading-読書の秘訣-ワークショップ

読書週間のメディア委員企画第2弾は、10/27(水)LHRの時間に「Life with reading-読書の秘訣カード-」というツールを使って、全校で読書体験を語り合うワークショップを行いました。
このツールは慶應義塾大学と有隣堂(書店)が共同開発したものです。
カードにはそれぞれ、「読書のコツ」「読書の楽しみ方」「創造的読書」に関する27種類のことばが書かれており、それって「あるある!」と思わずうなずくような個人の経験則を共通言語にする「パターン・ランゲージ」の手法で作られています。
各クラス1〜2名の、異学年のメディア委員が進行役をつとめ、教員も参加。手元に配られたカードの中で自分の読書体験に近いものを選び、カードの内容を紹介したり、自身の体験を語ったりして、これまでの自分の読書について振り返り、新たな気づきを得ました。
終わりの10分間は「校内の好きなところで、好きなやり方で読む」という時間に。校舎前の芝生やソファに寝そべったり、校長室や教員室、ラーニングセンターなど普段の教室での朝読書とは違った思い思いの場所で自分の好きな本を読み、ゆるやかな時の流れができました。
終了後のアンケートでは、「ビブリオバトルとはまた違った形で友だちの話を楽しみながら聞くことができる点が良かった」「自分の体験とおすすめの本を他の人に紹介したらその本がもっと魅力的に思えた」「自分の夢が本のおかげであることに気づきました」「先生の体験や友達の体験を聞いて実践してみたくなることがたくさんあった」「読書をする時間が減っていたが、どうすればまた増やせるかわからなかったのでとても有意義な会だった」「本のいろんな読み方や楽しみ方をたくさん知ることができてよかった」などのコメントがありました。
教員からも「いつもは学級文庫(私物)に興味を示す生徒は少ないが、終わった後は数人話を聞きにきてくれた」「『春休みに自分の本をあいうえお順に並び替えてみたら本を読みたくなった』『夏休みにスマホ生活に陥らないように、本を読むことをルーティーにしてみた』など、全然知らなかった子どもたちの一面を知ることができた」「新しい発見、というより『そういえば読書ってそういう観点でも見られるな』という再発見が多くあるワークショップだと感じた」「生徒とフラットに本に関する話ができて楽しかった」といったコメントがありました。
ファシリテーション側のメディア委員も、先輩や後輩の教室での進行役はとても緊張した様子でしたが、最後までしっかりつとめあげていました!

▼「Life with reading-読書の秘訣カード-」についてはこちら
https://www.yurindo.co.jp/storeguide/62783
※授業にあたり、コピーの許諾を得て利用しています。

▼【読書週間】メディア委員の企画第1弾・仮装イベント はこちら
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