【探究スキルラーニング】TEDを使って問いを作ろう

青翔開智ではこれからの社会における課題発見・課題解決に必要とされる資質やスキルを育成する探究的な学びをすべての教科で実施しています。(本校ではこれらのジェネリックスキルを「探究スキル」として設定)
本日は英語の授業でどのように探究スキルを学んでいるのかご紹介します。

高校2年生の英語ではケンブリッジ出版のPRISM READINGを使用しています。
森林破壊や地球温暖化についての長文をPRISM READINGで読んだあと、同じテーマや語彙が使われているTED映像を見ました。
「John Marshall: 3 strategies for effectively talking about climate change | TED Countdown」
https://www.youtube.com/watch?v=pmvJQ_JChiw
その映像で語られている内容について、「誰が」「何を」「どのような」「なぜ」など複数の視点を用いて問いを立てる活動を行いました。
実際に生徒が考えた問いは
「気候変動の問題について意識してもらうために『わかりやすい言葉』で伝えれば伝えられた人たちが次の日から行動を変える、という根拠はどこにあるのか」
「気候変動が問題になった時から現在まで、メディアはどのような言葉を使って伝えていたのか」というものがありました。

高校2年生は今まさに個人探究が始まったところで、テーマ設定や仮説を立てることに取り組んでいます。
問いを作ることは仮説を設定することにつながるので、生徒たちは真剣に取り組んでいました。
また、問いを作るだけでなく、その問いに対する答えの予想を立て、何を調べたらその答えが見つかるのかも考えました。
これも探究する際に自分の力で必要とされる情報を収集する時に役立つスキルです。

問いの作り方や収集すべき情報についてクラスメイトと何度もディスカッションを繰り返すことで、生徒は新たな発見があるようでした。
生徒からは「難しかったけど個人で探究をすすめるときに参考になる内容でとても勉強になった」
「調べるべき情報をもっとたくさん自分で考えられるようになりたい」といった声があがりました。

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