【授業紹介】高2/高3地理探究・出張講義「自動運転は地域社会を救う」を実施しました

2024年5月28日、高2/高3地理探究の授業では、電動モビリティシステム専門職大学(山形県飯豊町)の古川修教授にお越しいただき、出張講義「自動運転は地域社会を救う」を実施しました。
昨年開学した電動モビリティシステム専門職大学で教鞭を執る古川先生は、自動車メーカーで技術開発の責任者を歴任した後、芝浦工業大学などで長年研究と産官学連携に取り組まれてきた、自動運転と先端技術のプロフェッショナルです。

まずは研究内容と大学について紹介いただいた後、自動運転を地域社会に導入することで何ができるか考えるグループワークを行いました。
生徒からは「人手不足」「過疎化」「防災」など、地理でこれまで学んできた内容と結びつけたアイデアの発表があり、講義を聞いて実現可能性について考えました。
講義では、自動運転の「自動化レベル」「走行目的」「道路環境の認識技術」などについて、主に技術面での解説をしていただいた後、現状の安全性や過疎地域の社会課題の解決などについてお話しいただきました。

最後に、講義を踏まえて自動運転を地域の課題解決に活かせるか改めて考え、質疑応答を実施して終了しました。
質疑応答では講義内容を深める質問に加え、企業の技術者から大学教員になった理由など、キャリアに関する内容にもお答えいただきました。

生徒たちにとって、最新技術と社会との関わりを考える貴重な機会になったと思います。はるばる山形からお越しいただいた古川先生、ありがとうございました!
(授業担当者:中澤<社会科>)

▼電動モビリティシステム専門職大学についてはこちら▼
https://www.mobility-ac.com/

▼昨年度の高1地理総合でのフィールドワーク(ICT技術と建設)はこちら▼
https://seishokaichi.jp/news/subjects/social-studies/post-14085/