英語の名言を通してみる自分の価値観〜This is My Quote〜

　今回の目標は「参考文献を正しく書くこと（情報リテラシー）」と「メモを見ずにスピーチができること（表現）」です。生徒は「英語の名言」を本で探し、お気に入りのものを見つけ、それについてスピーチをします。参考にした本は「参考文献」として正しくGoogleフォームに記入・回答しなければいけません。

　参考文献の書き方は中学生のときにも教えていますが、前回教えた時からだいぶ時間が経っていることと、外部から新しく入った生徒がいることから、毎年この時期にもう一度参考文献を正しく書くことの大切さから教えるようにしています。

　ある英語の名言を言った当人に対して「なぜ自分が感動したのか」を過去の自分の経験もふまえてスピーチをする、という設定にすることで「自分はどんな価値観を持っているのか」について考えるきっかけにもなりました。

　事前に作った英文を見ながら棒読みするだけでは相手に共感してもらいづらいので「メモは見ないように」と指示しました。準備から発表まであまり時間がなく、暗記する時間が少ししかないので、複雑な英語や長い英文にしなくて良いことも伝えました。

　授業後に行ったアンケートでは、「練習では喋れていたのに本番ではすごく緊張した」といった意見や、「自分には英語の応用力と文章を作る力が足りない」といった気づきを答えている生徒がいました。（担当：平尾／2023年実施）

ルーブリック