SUPER SCIENCE HIGH SCHOOL
探究スキルラーニング 授業紹介
2024.02.09UP

統計資料を分析してロジカルに主張しよう

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科目
現代の国語
単元
評論「ポスト真実時代のジャーナリズム」
使用教科書・教材
『現代の国語』(筑摩書房)
時間数
6時間

探究活動においては、調査を基に課題解決の方針を立て、その具体的な案を考察するというプロセスが必要となります。今回の単元の目標は、「統計的に処理されたデータを活用」し、さらにそうしたデータをもとに「ものごとを筋道立てて考え」、課題解決の方針を立てる力を養うことで、国語力とともに探究スキルを伸ばすことです。

生徒たちは「鳥取駅前の商店街を活気づけるにはどうすればいいか」という探究課題について、鳥取県庁が公開している統計データを基に課題解決の方針を立てます。任意の統計データを二つ選び、それらを関連させながら、どのような人を対象に、どのようなことをすれば鳥取駅前の商店街に活気づくか、大きな方針を考えました。 授業の中で、統計データのどこに注目すべきか、生徒と教員の観点を繰り返し共有することで、統計データの読み取りに慣れていきました。単元の最後では、自分の統計データを基に、課題解決の方針を互いに説明しました。

取り組みを終えた生徒の感想としては、「一見関係なさそうに見える資料でも、身近な問題を解決するために関連付けて、解決策を練ることができた」「高校に入ってから資料にあたる機会が増えたので、もっとデータを有効に使えるようになりたい」などがありました。(担当:吉田・辻井/2023年度実施)

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