今回の探究スキルラーニングは、「絵本」と「対話」をキーワードに自分について多角的に理解することを目的に行いました。

これまでの探究スキルラーニングでは「自分のワクワクすること」についてBTSの国連のスピーチや自分のオリジナルのスピーチ作成を通して深めました。その際は「自分▷自分」という視点で自己について考えてもらいましたが、今回は「他人▷自分」という視点を取り入れ自分でも気づかなかった自分の一面に気付けるように単元を設定しました。

まず、導入として『The Missing Piece』と『ぼくを探しに』を切り口にして”Who are you?”という大きな問いを全体に投げかけ、ジョハリの窓を通して自分が気づいていない一面があることを確認しました。その後ペアに分かれ自分のパートナーの隠れた一面を引き出すためにインタビューを行い、その回答を元に絵本を贈り合いました。

英語の活動として、贈られた絵本の原書を読み進めながら邦訳との違いを比較し、またなぜパートナーが自分にこの絵本を贈ってくれたのか理由を考えました。授業の締めくくりとして、再びジョハリの窓に戻り、「未知」から「既知」になった項目を洗い直しました。人との対話・絵本との対話を通して新たな自分に出会えることを願っています。（担当：石田／2023年度実施）

ルーブリック

授業資料

• 2_生徒配布用冊子01　PDF[410.8KB]